預かり金とは?
他者から預かっている金銭を指し、例えば賃貸住宅を貸し出す際に受け取る敷金や、支払い給与から源泉徴収した税金、取引に際して受け取った保証金などがこれに該当します。預かり金は、返還する必要があるため、貸借対照表では負債として処理されます。1年以内に返還するものは流動負債、1年を超えて預かるものは固定負債と分類されることが一般的です。
返還する必要がなくなった預かり金は、収入として計上されます。これは、金銭の支払いを受けたことになるためです。また、「預かり金」の逆は「預け金」と呼ばれ、これは自分が他者に預けている金銭を意味します。