大きな葉で目立つホオノキ(朴の木、朴木、朴)。ホウノキの葉は、食べ物を包むために使用されることもあり、その用途の多様性から「包」を意味する「ホオ」という名前がつけられました。また、樹皮は生薬としても利用され、厚朴と呼ばれることもあります。モクレン科に属し、落葉高木の一種です。
当社フロンティア技研の近くにあるホオノキにも実ができていました。
見た目がとてもユニークで、ドリアンを思わせるようなトゲトゲした外観をしています。
ホオノキの実は、秋になると赤褐色に熟し、その中から鮮やかな赤い種子が現れます。この種子は鳥によって運ばれ、新たなホオノキの木を育てるための大切な役割を果たしています。
ホオノキは環境に強い木で、他の植物の成長を抑制する能力があるためホオノキの木の下では他の植物が育ちにくいという特性も持っています。
自然の中でホオノキの実を見つけたら、その美しさとそれが持つ生命のサイクルに思いを馳せてみてください。