「いよぉーパン!」というリズムの手締めは?
①一本締め
②一丁締め
③三本締め
正解は・・・②一丁締めです。
目次
一本締め、一丁締め、一本締め の違い。
宴会やお祝いの席では、最後に行われる「手締め」が欠かせません。これは、集まりの終わりを告げ、参加者全員で一体感を出すための伝統的な儀式です。一本締め、一丁締め、三本締めという三つの手締めがありますが、その中で「一本締め」を多くの人が正しく理解していないという事実があります。それぞれに特徴と使い分けをみてみましょう。
一本締め とは?
「一本締め」は、拍手を「パパパン パパパン パパパンパン」というリズムで一回行うもので、会や行事が無事に終わったことへの感謝を表します。このリズムは、3拍手が3回で9になり、「九」が「苦」を連想させるため、最後に1拍手を加えて「丸くおさまる」という意味合いを持たせています。
「いよぉーパン!」というリズムで手を一回叩くものだと思われがちですが、これは実は「一丁締め」と呼ばれるもので、一本締めとは異なります。
一丁締め とは?
一丁締めは、関東地方でよく用いられる手締めで、「パン」と一回だけ拍手を打ちます。これは一本締めをさらに簡略化したもので、時間がない場合や周囲に配慮が必要な場所で行われることが多いです。
「一丁締め」は「関東一本締め」ともいわれています。
三本締め とは?
三本締めは、一本締めの手拍子を三回繰り返し、より厳かな雰囲気を出す手締めです。お祝いや公式な行事にふさわしく、結婚式や新年会などのおめでたい席で行われます。1回目は主催者への感謝、2回目は来賓への感謝、3回目は不参加者への感謝を表すとされています。
さいごに。
これらの手締めは、日本の文化として大切にされており、宴会やイベントを締めくくる重要な役割を果たしています。
「一本締め」と「一丁締め」を間違えてしまわないように注意しましょう。もし手締めの音頭をとる際は「いよぉーパンの一丁締めで」など簡単に説明しておくといいでしょう。