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水利権とは?
ある特定目的のために、その目的を達成するのに必要な限度において、公共用物たる河川の流水を排他的・継続的に使用する権利です。
河川法第1条(目的)
この法律は、河川について、洪水、津波、高潮等による災害の発生が防止され、河川が適正に利用され、流水の正常な機能が維持され、及び河川環境の整備と保全がされるようにこれを総合的に管理することにより、国土の保全と開発に寄与し、もって公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。
河川法第23条(流水の占用の許可)
河川の流水を占用しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。
流水の占用の許可(河川法第23条)の審査基準について
【審査基準】
- 水利使用の目的及び事業内容の公共性
- 水利使用の実行の確実性
- 河川流況と取水との関係から生じる他の利水者や河川環境への影響の有無
- 治水上その他公益上の支障の有無