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総価契約方式とは?
総価契約方式とは、工種別の内訳単価を定めず、総額をもって請負金額とする方式です。契約対象に含まれる各工種の工事費の単価は問わず、明示した各数量と総価が契約事項となるものです。
総価契約方式の効果
- 契約書に基づいて提出される内訳書に示された個々の単価等は、受発注者を契約上拘束しません。
- 総額をもって請負金額とするため、発注者にとって、コスト管理しやすい方式です。
総価契約方式適用に当たっての留意点
- 契約時に確定された請負代金額は、設計図書の変更等契約書に定められた請負代金額を変更する事ができる事由が無い限り、実際にかかった費用が請負代金額を超える状況が発生しても増加費用の負担をすることはできない契約方式です。本方式の実施に当たっては、恣意的な選抜が行われることのないよう留意。