根切りとは?
地盤を掘削することで、『根伐り』と書くこともあります。
- 根切りは、周辺の状況、土質、地下水の状態等に適した工法とし、関係法令等に基づき、適切な法面又は山留めを設けます。
- 根切り場所に近接して、崩壊又は破損のおそれのある建築物、埋設物等がある場合は、損傷防止措置を講じます。
- 給排水管、ガス管、ケーブル等の埋設が予想される場合は、調査を行います。なお、給排水管等を掘り当てた場合は、損傷しないように注意し、必要に応じて、応急処置を行い、監督職員及び関係者と協議します。
- 工事に支障となる障害物を発見した場合は、監督職員と協議します。ただし、容易に取り除ける障害物は、この限りではありません。
- 根切り底は、地盤をかく乱しないように掘削します。地盤をかく乱した場合は、監督職員の承諾を受け、自然地盤と同等以上の強度となるように適切な措置を講じます。
- 根切り底は、凍結等による支障がないようにします。
- 根切り底の状態、土質及び深さを確認し、監督職員の検査を受けます。なお、根切り底の状態等が設計図書に定められた支持地盤と異なる場合は、監督職員と協議します。