昔話『かちかち山』に、いたずら好きのタヌキが登場しますが、タヌキは何科なのでしょう?
目次
■タヌキは何科?
タヌキは、哺乳綱食肉目のイヌ科です。
■本来『狸』とは?
タヌキは漢字で『狸』と書きますが、ウィキペディア(Wikipedia)には下記のような説明があります。
「狸」の漢字は本来、ヤマネコ等を中心とした中型の哺乳類を表した。日本にはごく限られた地域にしかヤマネコ類が生息しないため、中世に入って、「狸」の字を「たぬき」という語(実際にはタヌキやアナグマを指す)に当てるように整理されていったと考えられる。『本草和名』に「家狸 一名 猫」とあるのは中国の用例にならったものだろうが(「狸」がヤマネコなら、イエネコは確かに「家狸」となる道理である)、このような混乱が尾を引いたものか、『和漢三才図会』では、逆にタヌキの名として「野猫」と記しているという。
■最後に。
みなさんは、昔話『かちかち山』の内容をご存じでしょうか?河口湖にある『富士山パノラマロープウェイ』は、『かちかち山』の舞台といわれている場所ですが、そこにはこんなことが書いてあります。
タヌキはおばあさんを騙して殺し、ばばあ汁を作りました。おじいさんはタヌキに騙され、ばばあ汁を食べてしまいます。
酷すぎません?!
コロナ前に『富士山パノラマロープウェイ』へ行った時の様子はこちらからどうぞ。